CAAT活用による不正の発見
CAATという監査技法を活用し、膨大な取引データを対象に「シナリオ」と呼ぶ独自の定義で全網羅的に分析することで、従来の「人」による監査では発見できなかったような不正の可能性をとらえる事が可能となります。システム導入が大きな抑止力につながり、不正の減少に貢献いたします。
CAATとはコンピュータを活用する監査技法であり、監査手続きの有効性及び効率性を改善する事が可能となります。
(CAAT:Computer-Assisted-Audit-Techniques)
異なるシステムの取引実績データを
読み込んで分析(4つの工程)
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①データ加工
各システムの取引実績データを収集。ACL監査ツールのフォーマットに加工し読み込ませる。
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②リスク抽出
加工されたデータをACL監査ツールで分析。不正リスクのある取引実績を抽出。
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③データ整形
抽出された取引実績をExcel形式の帳票データに整形。
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④データ閲覧
整形された帳票データを閲覧し監査実施。
(※既存の社内ネットワークを使用して閲覧)
ACL監査ツール:大手の会計監査機関始め金融機関、製造業、サービス業など幅広い分野の情報分析ツールとして広く用いられています。
抽出後の行動マニュアル
システムで検出された結果(シナリオ)毎の確認方法や行動についてのマニュアルも整備