2023年3月28日(火)、前橋市役所にて「パキスタン大規模洪水に伴う緊急物資支援」について記者会見が行われました。

昨年8月末、パキスタンで発生したモンスーン・豪雨による大洪水により、現在でも一部の地域では冠水、

約3,300万人が被災し、食料も物資も不足している状況となっております。

前橋市では、スマートシティ推進及びデジタルICT人材関連でパキスタンと連携を強化しており、

この度の大災害で被害に遭われた人々を支援するとともに、一刻も早い復旧を願い、緊急物資の支援を行います。

■クライムの災害支援

一般社団法人日本パキスタン経済文化協会（共同会長 Mirza Asif Baig 氏）の御協力のもと、

日本通信株式会社（代表取締役社長 福田 尚久 様）と支援物資を共同搬送いたします。

なお支援物資は、株式会社クスリのマルエ（代表取締役社長 江黒 太郎 様）をはじめ、

多くの企業様からご提供いただき、衛生用品・日用品など合計1,053箱分のご支援が集まりました。

■当社代表 金井による会見コメント

パキスタンは国民年齢も若く、また広い世代にITリテラシーが浸透し、優秀なエンジニア人材の宝庫となっております。

対して、今日の日本はエンジニア人材が不足し、日本のIT化が世界から遅れをとる原因の一つになっています。

従前より、当社はパキスタンの方々を本国へ迎え、システム開発をはじめとしたIT事業の展開を検討しておりましたが

誠に遺憾ながら、予期せぬ新型コロナウイルス蔓延の影響を受け、プラン・ストップとなりました。

コロナ禍の終息が形として見えてきたいま、この度の災害支援を通じた前橋市とパキスタンの友好関係構築に併せ、

パキスタンの優秀なエンジニアの御協力が得られるよう、未来に向けた関係構築の一助になれればという思いで支援をいたしました。